オーナーになっても困る事のないように
日本の女性にも人気のあるハーレーダヴィッドソンですが、大きく分けて現在では3つのシリーズがあります。
比較的小さめなスポーツスターモデル、リヤのサスペンションがボディの下の見えない所についていてリジットというリアサスが無いように見えるソフテイルモデル、そして王道の長距離ツーリングを楽しみたくなるリヤにエアーサスペンションの装備したツーリングモデルです。手頃なスポーツスターモデルであれば車重も200kg台で価格も100万円台となり、乗り方も比較的国産オートバイに近いイメージでしょう。
しかし、ソフテイルモデルやツーリングモデルに乗りたい人は車重が300kgを超えているので、体力に自信のない人には注意が必要です。自信があっても他のオートバイでは気にしなくていい事を気にする必要があります。例えば取り回しは、なるべく跨った状態でした方が安全です。基本的にバックギヤの装備はありません。ファミリーレストランやコンビニの駐車場に停める時、わずかな坂を意識しましょう。停めるのは良いですが、出庫する時にハーレーをバックさせるのは一苦労があるからです。
また、めったに駐輪場には停めない方が良いです。ハーレーは、普通に車一台分のスペースを使います。下り坂の行き止まりならバックで駐車する癖を付けましょう。知らない道の行き止まりが下り坂だったら大変なので、行かない方が賢明です。
もう一点、重い車重を振り回しているので背中や腰への負担が大きいです。体をしっかりとサポート出来る服を着るように心がけましょう。腰が痛くなってはツーリングする事も楽しめなくなってしまいます。